一般質問に続き、決算審査特別委員会でも、流山市の財政事情を質疑しました。
R7年度決算の特徴(
R7年度行政報告書)を共有します。
(1)地方交付税は減額方向です。
政府の施策で地方交付税は増額・減額しますが、
R3年度27億4326万6千円、R4年度25億1345万4千円(市民一人当たり13,353円)、R5年度21億8554万9千円(同12,012円)、R6年度22億5550万5千円(同10,353円)、R7年度19億2859万9千円(同10,583円)と推移しています。
広報ながれやま(
4月1日事業特集号)では、地方交付税など依存財源を「親の仕送り」と表現しています。ゼロもしくは減少やむなしという立場か?と質疑しましたが、明確な答弁はありませんでした。
(
2)公債費元金・利子は増額傾向です。
元利で50億円を超え、21年ぶり(H16年度)です。利子は4億円を超えたのは14年ぶり(H27年度)です。
いっぽう歳入では「利子および配当」や「利子割交付金」等「利子」が付くと大きく歳入が増額しています。その背景は、日銀の金利政策とのことです。公債費利子総額への影響はすぐにないが将来的に影響が出る可能性があります。
ちなみに財政白書(R6年度)から、「
市民一人当たりの地方債」は東葛地域で5市中、最大規模(柏市の2倍規模)で、R7年度も同じ方向です。
(3)各財政指標にも特徴があります。
●決算カードで表記されている「投資的経費」は、人件費は東葛5市中、流山市は最も少ない一方で、その他の
「投資的経費」は東葛5市中、最大規模です。「普通建設費」も東葛5市中最大規模です。その要因は、消防本部の移転・新築や江戸川台小学校リニューアルなど市民要望はもとより、「いざきロード」2期工事・江戸川台駅東口・南流山駅周辺の街の再整備事業も含まれています。
●監査委員「R7年度流山市健全化判断比率等審査意見書」によれば、
「将来負担比率」はたった3年で10ポイントアップし、59.5です。