市民経済常任委員会(1)
市民経済常任委員会が開かれました。。。
今回は、後期高齢者医療保険の2026(R8)年度予算案(流山市の特別会計)について報告します。
制度スタートから18年目を迎えた後期高齢者医療制度。
2026年度予算は40億3655万4千円と、初めて40億円を超えました!
制度導入時(2008・H20年度)は12億5118万1千円でしたから、予算規模は3.2倍化していることになります。
また、保険制度には「基金」が不可欠ですが、保険料の高騰を抑制する「保険料調整基金」は残高が2025(R7)年度末ゼロ!!!、後は千葉県が持つ「財政安定基金」(25年度末約66億円)頼みとなっています。
※保険料調整基金は、26・27年度に100億円を投入し、被保険者一人当たりの保険料の値上げを4千円抑制したことが千葉県広域連合議会で報告されています。。。
一方、制度を支える保険料はどうなっているのでしょうか。。。
※後期高齢者医療保険料は2年毎に保険料改定が実施される仕組みです。
年度ごとの一人当たりの保険料と被保険者数はコチラ、、、
2009(H21)年度: 7万8161円 ・1万2660人
2010(H22)年度: 8万8787円(1万 626円増)・1万3445人
2012(H24)年度: 8万3631円( 5156円減)・1万5077人
2014(H26)年度: 8万4463円( 832円増)・1万6523人
2016(H28)年度: 8万5410円( 947円増)・1万8788人
2018(H30)年度: 8万6765円( 1355円増)・2万1267人
2020( R2 )年度: 9万4260円( 7495円増)・2万3322人
2022( R4 )年度: 9万4281円( 21円増)・2万5138人
2024( R6 )年度: 9万7480円( 3208円増)・2万7556人
2026( R8 )年度:11万1854円(1万4365円増)・3万 636人
※26/09:保険料は1.43倍、被保険者数2.41倍
モデルケースでは、、、
■国民年金(79万円)の場合、2009年度3700円/年だったものが、現在は(2025年度)は1万3100円/年となり、次(2026)年度は1万4590円/年(26/09:3.94倍)となります。
■厚生年金(207万円)の場合、2009年度4万7000円/年だったものが、現在は(2025年度)は7万8700円/年円となり、次(2026)年度は8万8140円/年(26/09:1.87倍)となります。
社会全体で「タックス・ザ・リッチ」が求められる中、流山市の後期高齢者医療被保険者の実態は、年間所得が500万円以上という方が736人(全体の2.65%)います。
国民年金のみで年76万円だと月6万円、年間500万円以上の所得となれば月41万円と市内でも所得および資産の貧富の格差が高齢者世帯でも拡大中と言えるのではないでしょうか。
おおいに考えさせられる機会となりました。