市民経済常任委員会が開かれました。。。
今回は、国民健康保険の2026(R8)年度予算案(特別会計)について報告します。
特徴の第1は、、、保険料の値上げです。
「子ども子育て支援」として国民健康保険特別会計から
1億267万6094円<を、千葉県へ納付します。
そのうち、
9033万2773円(87.98%※)が、被保険者の保険料として徴収されることによる値上げです。
その他には、上限額が引き上げられます。
※1)「子ども子育て支援分」は、国保特会以外にも、その他の健保や共済などからも負担を求めます。但し健保等は、基本的には事業者負担50%・被保険者負担50%のため、被保険者への負担感は大きな格差が生じてしまいます。
※2)子ども子育て支援の趣旨から18歳未満のこどもには「均等割」を求めません。その分の費用(約200万円)は、他の被保険者で100円ずつを負担し合います。…日本共産党は委員会質疑でその200万円分を少なくとも市の公費繰入で対応するよう提案しました。
※3)現在国保料は、千葉県標準保険料に近づけるよう、実質的値上げを求められていますが、
今回は保険料そのものの改定はおこないません。
特徴の第2は、制度の課題は解消されていません。
被保険者の「所得別加入世帯割合」を見ると、、、低所得者が全体の72.68%を占めており、財政基盤は非常に脆弱です。
所得1000万円以上 1.75%…保険料滞納者の割合2.50%
900万から1000万円未満 0・33%… 5.26%
800万から 900万円未満 0.45%… 2.91%
700万から 800万円未満 0.71%… 4.32%
600万から 700万円未満 1.09%… 6.05%
500万から 600万円未満 1.65%… 6.10%
400万から 500万円未満 3.10%… 8.19%
300万から 400万円未満 6.35%… 7.58%
200万から 300万円未満 11.89%… 10.31%
100万から 200万円未満 20.28%… 10.15%
43万から 100万円未満 11.50%… 9.37%
43万未満 9.69%… 6.74%
所得ナシ(未申告を含む) 31.21%… 10.40%
一方で、、、改善する点も明確になりました。
第1に、外国人への憎悪はやめよう
外国籍の方の加入率との対比で、保険料の不納欠損額の総額とか収入未済額の総額の割合を強調し、「憎悪」を強めるかのような取り組みが散見されます。
分析すれば優遇されていないことは分かるはずですが、、、加えて一言。
医療費(2024(R6)年度国保特会の実績)で見ると、外国籍被保険者は1億4263万71889円で全医療費の1.40%でした。また高額療養費で見ても、外国籍被保険者は1604万5265円で全高額療養費の1,49%でした。
その残りはすべて日本人ですから、悪用されているという一方的「憎悪」の根拠が問われます。
また、1604万5265円の高額療養費の支給を受けるには、国でも市でも一定の条件がありますし、命の重さは日本人も外国人も同じです。
第2は、保険事業のさらなる展開です。
高齢者世帯では、単身独身世帯が最も多い世帯(
ココから…)とのことです。あらゆる社会的結びつきを積み重ね、「QOL」の維持改善が必要です。
国保特会のける「1人当たりの保健事業」は、2020(R2)年度4469円、25(R7)年度5576円(1107円増・24.77%増)となっています。
被保険者数の減少もあり、直接的な因果関係とまでは言えませんが、医療費総額は2020年114億3532万8292円に対し、2024年は114億3064万2478円と、468万5814円減少しています。
「早期発見・早期治療」、「年に1回は健康診断」、「気軽に、必ず特定保健指導」などと拡散して頂き、健康寿命の延伸を図ることは人生においてもも、国保特会においても非常に重要となっています。