日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動

市民経済委員会その1(「外国人優遇」の誤解について)

本日、市民経済委員会が開催(次第はコチラ…)され、陳情1件(こちらから)、議案2件を審査しました。


国民健康保険特別会計補正予算では、人件費に関わる軽微なものでしたが、給与に見合った窓口対応を求める立場から、特に国籍や性別、人種によって優遇されたり、不平等を受けてはならないと考え、質疑しました。

市の回答からは、、、
(1)保険料滞納や窓口の対応では「外国人だからという理由で「優遇」していることはない」と明確な答弁がありました。
(2)一部の情報から「優遇しているのでは?」と思われている点についても、「国保料の収納率について、R6(2024)年度は被保険者に占める外国籍の被保険者の割合は4%で、収納率では被保険者全体が約96%に対し、外国籍の収納率は約82%です。それに対し、収入未済額全体に占める外国籍の方の割合は約11%、不能欠損総額に占める外国籍の方の割合は約26%」としつつ、「一人当たりの収入未済額は平均約11万4千円に対し、外国籍の方は約7万2800円、不能欠損額も平均約4万8300円に対し、外国籍の方は3万1千円と低く、国保料滞納総額全体に占める特別な影響を及ぼしているとは一概に言えない」としました。

1つの数字だけで「優遇」「不平等」という線引きや決めつけは難しく、複合的な比較検討や判断が必要ということが分かりました。
同時に、「憎悪」で一方的に決めつけた言論や、ただ一つの情報しか見ず、事を荒立て「憎悪」を駆り立てるような言動を慎む必要があることも示しているのではないでしょうか。
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