日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動

議員定数の削減は市民の苦しみを生み出す

市民から、「医療的ケアも介護も必要な母親の受け入れ先がなかなか見つからない」、「年金も減り、診療所でもらう医薬品が3割負担から10割負担に切り替われば、死ぬしかない」との声をお聞きします。

一方、国会では議員定数の削減が話題です。維新の会が席巻する大阪府や大阪市を見てみると、、、


■大阪府議会では、109議席(2011年)から、79議席(2022年)へ3割もの削減です。人口が884万人ですから1議席11万2千人となのことです。
愛知県(人口754万人)は県議102議席ですから1議席7万4千人、埼玉県(人口734万人)は93議席ですから1議席7万9千人。しかも53選挙区中36選挙区が1人区となり、大阪府民の幅広い声の反映というより、「集約化」「多様ない意見の切り捨て」が進んでいるのではないでしょうか。
■大阪市議会でも、86議席(2011年)から、70議席(2023年)へ2割弱の削減でとのことです。

私は市議会定数32議席を経験している議員の一人ですが、議員「削減」さえすれば、市民の生活苦がなくなるどころか、悪くなっています。市民の声を吸い上げる力や受け皿がなくなる様子、大きな権力であっても市民のために抗う力が弱くなっていく経過を見てきました。

政治を良くする力を高めるには、国民・市民の声が反映させるには、議員定数「削減」が答えではなく、かえって弱めたり、壊しかねないことを冷静に見抜く必要があるのではないでしょうか。

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