日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
ある陽性者への対応
そもそも、以下のような対応をしている以上、千葉県内の感染封じ込めは絶対に出来っこない。。。
実は、知り合いが陽性者と検査で確定し、昨日、千葉県の保健所から連絡があったそうだ。
「今の健康状態」、「濃厚接触者の有無」は聞かれ、あとは「コールセンターの番号」と、「様態急変は救急車を呼んでください」だけなのだ。

今日、そのコールセンターに電話したものの、血中酸素濃度を測る機器は、あいまいな回答ながら、2・3日はかかるそうだ。
自宅待機中の家事・買い物ができないため、支援物資が必要なのだが、コールセンターでは、聞き入れてもらえたのか、聞き入れられていないのかもさっぱり不明だ。
濃厚接触者の検査は?聞き返しても、後日、直接濃厚接触者へ保健所が電話するとのことだ。

たまたま、早期に相談があったことから、陽性者が関係する勤務先や自宅ヘルパーへの連絡、相談業務を支援している関係機関への連絡があった。
自治会費の徴収、自治会回覧の一時停止、庭木剪定の対応までは代行できたが…人間生きている中では、「自宅待機」は簡単ではない。
また濃厚接触者にも、自宅待機を強く、強く言い聞かせたが、どこまで理解が進むのか…この土日の検査と思いきや、現時点では連絡はないそうだ。
自分は無症状のため、土日、遊びに行ってしまうとどうするのだろうか。

陽性者からも、熱が一定下がり、「手持無沙汰から、1階にしかないテレビを見たい。家族内がいない間はテレビを見ていいか?」との相談もあったが、濃厚接触者の検査とその結果が出るまでは、家族感染の拡大防止の視点から、大変だが、切に我慢をお願いした。
たまたま自宅トイレが2つあったため、家族との利用は別扱いをお願いしたが、消毒液は自宅にはない。
家事も一手に引き受けていただけに、いろいろ心配になるが、2週間程度を見通し、一時、家事中止もお願いした。が2週間となると、、、どれほどになるのか。
とにかく、毎日、朝・夕と連絡はするが、行政が税金を使い持っている支援の手は、結局回らないのか…自宅は病床ではないのに、一方的に病床扱いとしている。。。
自分たちの裁量の範囲で必死でも、県民・市民はそれをはるかに上回る規模で、苦しみや不安を抱えている。
行政だけにお任せはしないが、行政しかできないことがたくさんあるのだ。
その仕事は、「できることには限界がある」と最初から、限界論ありきで携わるのではなく、全庁的な横断的支援体制を構築し、対応能力を引き上げることが不可欠ではないだろうか。
これら取り組みの一つ一つが、流山市で、この8月700人超は絶対に許してはいけない取り組みに結実するのだが、、、響いているのだろうか。
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