日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
新型コロナ…今度は、本当に千葉県民が黙らない!番ですよ
高齢者施設等への検査実施がいよいよ、制度として拡充される。
国民的運動と世論が、また政治を前へ動かしたのだ。

国の新型コロナウイルス感染対策本部決定(令和3年2月2日)『新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針(抄)』によると、都道府県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、岐阜県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県、福岡県の緊急事態宣言区域)に対し、感染多数地域における高齢者施設の従事者等の検査を集中的に実施するための『計画』及び『実施』を求めたのだ。
その後も、地域の感染状況に応じ定期的に実施をも求めている!!!

ところが…3月で辞める森田健作知事は、なんと対象地域を縮小、検査対象者も縮小したのだ。
千葉県内では、2月18日までに感染者が累計25,103例(うち患者20,817名、無症状病原体保有者4,286名)確認されています。つまり、17.1%近くがいわゆる「無症状者」なのですぞ。(ちなみに、2月1日時点では、感染者が累計22,436例(うち患者18,748名、無症状病原体保有者3,688名(16.4%))確認されていた)
したがって、2月1日から18日までの間、感染者は10〜11%(2667人)増加し、症状のある「患者」も10〜11%増加している一方で、「無症状」は16%程度…「患者」を上回る増加傾向なのだ。ここを早期に保護し、抑えるかどうかが、生命線なのに…

知事が交代しようが、県民はこの感染多数地域で暮らし、働き、学んでいるのだ。

「自分さえよければ」、「今だけよければ」って、辞職や離党している政界の遊びん人たちと同等、もしくは、県民へのお詫びも反省もなく、密かに計画策定するのだから、遊び人以下だ。
また、立候補予定の県議も、今開かれている県議会で何も言わなかったら同罪だ。
ちなみに、立候補予定の千葉市長も、市内で医療機関でクラスター(集団感染)が発生しているのに、医療機関は外している。

対象地域の「限定」は、岐阜県以外が「全域」としているのに、千葉県は「感染多数地域」に限定した。

いちおう、対象施設に、「高齢者施設」「障害者支援施設」を入れたものの、感染多数地域以外で高齢者施設や障害者施設のクラスターは起きない保証がどこにあるのだろうか。
また、2月に入って以降、県内各地医療機関のクラスターも続発している。これは、感染者の受け入れや治療済みの方の後方支援にも、従事者の継続雇用や社会的偏見をなくす作業にも大きなマイナスなのに、どうしようというのだ。
国が支持しないからって、埼玉県は医療機関も対象とし、新規入所者も検査対象に入れているのだ。

どこまで、県民の命と健康をもてあそぶのだ…千葉県民が「今度はもう黙らない!」番ではないでしょうか。

ちなみに、対象施設従事者を、「高齢者施設」限定したのは4自治体(都府県及び政令市、中核市)。いっぽう、障害者施設や医療機関も「対象」としたのは35自治体だ。
「4自治体」とは、岐阜県岐阜市、京都市、兵庫県(神戸市、姫路市、明石市、西宮市を除く)、尼崎市!!!!!駄目でしょう、さすがに。
いっぽう、またまた、施設従事者以外の新規入所者にも拡大している6自治体ある。
「6自治体」とは、埼玉県、さいたま市、川口市、越谷市、京都市、北九州市!!!!!貴重な予算の活用です。

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