日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
学校が再開されたけれど…学校の先生が来ない、いない
学校再開したものの、各市によって、現場の人手を増やす取り組みには温度差が相当ある。

流山市でも、『新しい生活様式』の導入を求めながら、人手の数は依然変わっていない。

いや、、、

6月29日付ー千葉県教育委員会の資料によれば、
6月1日現在の講師未配置は、小中学校で35人(そのうち、市内中学校2校で2名)、高等学校で1人、特別支援学校で3人もいる。
新型コロナ禍の遅れを取り戻す必死の現場の取り組みに、県教育委員会は何をやっているのだろうか。

一人一人に寄りそうなんてできもしないし、時間もとれない日々ではないだろうか。
しかも、合計39人の講師未配置となったなかには、『産休』が6校6人いる。昨日、今日分かったことではないのに、、、現場も、県教委も分かっていたのに手立てできない、、、もどかしいどころか、「魅力」「やりがい」にとどまらず、社会的位置づけの悪さや職務環境の悪化等もあるのではないだろうか。。。

さらに深刻なのが、39人のうち、「定欠」は19校19人もいることです。
「定欠」とは、法律上、クラス(学級)数に応じて配置される学校の教師が全県で19人もいないことです。

そのため…
・クラス経営に支障となる。
・子どもの人間関係の把握が遅れ、「いじり」等の早期解決が遅れる。
・教科担任が欠けてしまい、当該教科の定期考査(生徒の学習評価や試験)ができない。
・仕事量が多く、病気になる教師が増える。
・非正規の講師が担任の穴を埋めている。
・講師が病気になった場合には代替教師が 配置されない。
・担任が病気休暇をとったので、教務が代わりをしていたが、教務が過労で倒れた。医師 からは6か月休むように言われたが、代替講師が見つからない。
負の連鎖が続いている…そのツケは、全て子ども(不登校、いじめ、学習の遅れなど)に向けられるのだ。

考えなきゃならんのです。
子どもの命と将来を預ける以上、、、その子どもが、10〜20年もすれば、この社会の中心的役割を長期に担うのだから。。。





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