日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
女子サッカーからの発信
女子サッカー…いつも楽しませていただいています。

いま開かれているW杯に行きつくまでの道のりを改めて知り、さらに見る目が変わってきます。
スペインチームは、27年間も続いた監督を選手の行動でチェンジさせたそうです。
大会前に一度もテストマッチをしない、相手の分析も不十分、そしてパワハラです。練習後、涙を流してピッチを後にする選手もいたようです。批判をすれば、二度と代表選手として呼ばれない…

しかし、現体制ではプレーしないと選手が表明し、女子1部リーグの全キャプテンが支持し、解任が実現し、4年間かけて、現チームを築いたそうです。

またアメリカチームでは、代表選手28名が今年3月8日(女性の権利向上を掲げ100年以上取り組んできた『国際女性デー』)、米国サッカー連盟に対して訴えを起こしています。

男子チームとの歴然とした格差の解消を求めてです。

●2015年の女子W杯で優勝した女子チームのボーナスが約172万ドル(約2億円)に対し、男子チームは(2014年16強)は約537万ドル(約6億円)。
●膝などに負担の多い人工芝での試合は、女子チームは14〜17年で13回あるのに、男子チームは1回。
●移動手段の飛行機では、チャーター機は男子チームが17回に対し、女子チームはゼロ。
その他にも、幼少期からたくさんの格差があり、それを乗り越えてきた歴史があるのでしょう。いまや米国のサッカー人口の約4割が女性。今の時代にやらねばならないことをやり、バトンを引き継ぐ…日本女子サーッカーをめぐる歴史とダブります。

実は、FIFA(国際サーッカー連盟)でも性格差、性差別が残っていますが、それも1歩1歩改善に歩んでいます。
次回、女子W杯フランス大会の賞金(男子W杯のまだ約12%しかありませんが…)は倍増されます。

経済的な面だけにとどまらず、プレーや練習、更衣室、移動、宿泊等々、すべての環境面、、さらには人生における第2、第3ステージに向けた社会定処遇が改善されることを願っています。

女子サッカーだけにとどまらず、全てのスポーツにジェンダー平等の大きな花が開きますよう、一緒に歩みを続けましょうか。

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