日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
流山市の駅前市有地内のホテル…車いす対応は?
今年7月、国土交通省が、車いす使用者に対応したホテルや旅館の客室数を増やすため、バリアフリー客室の設置基準を改正する方針を決めたと報道されました。
 延べ床面積2000平方メートル以上で客室数が50室以上の場合、現行は車いす対応の客室(浴室の出入り口が幅80センチメートル以上あることや、扉の前後に段差がないことなど)を「1室以上」設置することが建築主に義務付けられているが、この基準を「客室総数の1%以上」に見直すため、必要なバリアフリー法施行令を改正するとしています。

 では、流山市はどうか…現在、おおたかの森駅前市有地に建設中のホテル。全部屋167室ですから「2部屋」必要ですが、「1部屋」しか用意していません。「H29年3月以降、工事始めてたんですから…無理ですよぅ」という言い訳は通りません。

 国よりも厳格な基準を条例で定めている自治体(大阪府、横浜市、東京都)は既にあるんですョ。国も急に、思いつきで変更しようとしているのではありません。昨年12月1日には、ホテル又は旅館のバリアフリー客室基準の見直しに関する検討会(第1回)が開催され、バリアフリーが強化される方向性は分かっていたはずで〜ス。しかも、平成28年7月11日、本市が東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ地になっているわけですから…。
 平成28年12月に市有地活用の議案は議会で可決(日本共産党は反対。1、子どもが急増し、学校がパンクしたり、学区が変更されているさなかに、市有地の4割を分譲マンションとして売ってしまっていいのか、2、ホテル建設が市民や行政にとって差し迫った施設ではないなど)しましたが、その後も緊張感をもって、アンテナを高くした業務遂行が必要だったのではないでしょうか。

ざ・ん・ね・んです!
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