日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
おおたかの森駅北口の多目的ホール…その実態は?!
H30年度一般会計予算説明書に、おおたかの森ホールの事業名が盛り込まれた。準備期間を設けて、来年3月から本格稼働するそうだ。

予算計上として…
開館準備業務委託費     1500万円
1ヶ月分の指定管理料   572万9千円
ホール内の整備費   1億411万4千円(うち備品購入で7908万4千円)
が盛り込まれた。

しかし、添付資料によれば、維持管理のための委託費は1億円以上係る見込みです。

1億円あれば… (以下は30年度予算編成から)

養育支援訪問事業42万1千円 + 乳児家庭全戸訪問事業471万円 + 妊娠出産子育てサポート事業1392万2千円 =1905万3千円になる『妊娠・出産・育児のサポート体制』を2倍にできる。
さらに、就学援助の対象にPTA会費365万9千円 + 生徒会会費486万3千円 + 部活動費1316万8千円を盛り込み、貧困の連鎖を防止する取り組みを行ってもお釣りがきます。

我孫子市でスタートさせる第3子への学校給食費無償化は1600〜1700万円あればできるとのことです。

その他、市民窓口センターの維持経費で500万円弱、施設外の維持経費で500万円弱、観賞型催しの事業費の一部として公金投入1200万円を含めイベントや催しで2000万円と湯水のように公金が使われる…本当にばかげている。

芸能人の催しは、500席程度で何日やれば元が取れるのだろうか?
その催しのチケットは、ご自分の財布事情から、何円までなら出せるのだろうか?
そのチケットは、そもそも手に入る確約はあるのか?

人口増に伴い増え続けてきた小児救急を支えた4人の医師のうち3人が、3月に退職されるそうです。

平日5日間の夜間における小児救急は1400万円台、救急医療事業は827万6千円…おかしくないだろうか。
生活困窮のもと、4人の子どもを抱えたお母さんは子どもたちの3度の食事にも苦慮し、自分は3度の食事はとりません。なのに、年末年始、大雪が降る中で自宅売却を迫り続け、「自主返納」の実態は最低生活費からの納税強要です…違法性が問われる事案までしてかき集めた公金なのに。

催しは、政治家にとって都合のいいものでしょう。だって、喜ぶ人たちに囲まれるから…でも催しでは、食事が3度食べられ、いのちと暮らしの安心は勝ちえないのです。

自分の犯した罪を知らずに、傷つきもせず、反省もなく、知らないまま悪いことをし続け、相手への配慮もなければ、謝罪や和解をしようとも思わない…知らないではすまされません。
(おおたかの森ホール維持等諸経費)
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