日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
流山市 新設小学校の行方13…
少しいろんな情報を…

おおたかの森小学校は、当初1学年4クラス24教室、プラス特別教室(ほかの学校だったら英語教室や特別なランチルームetc.)に今年度18学級の増築校舎です。合計56教室!

なぜ24教室しか作らなかったと思います?また小山小学校も当初は18教室だったか、これもなぜだかわかります?

文部科学省の基準で、12〜18教室が適正規模、25教室以上が大規模校、31教室以上が過大規模校という線引きがあり、教育界が全国での教育実践を歴史的に積み上げ、導き出してきた哲学や理念であり、その到達に沿った学校づくりを市教育委員会も考えていたからです。

今はベテラン教員や市教委の幹部、校長先生、教頭先生が若かったころは過大規模校も多かったですが、先輩教員や地域住民の運動があり、適正規模校になるよう学校を増やしていった歴史があり、その実感として、より良い教育を提供しようとしていた爪痕なのです。

しかし、今度の計画は、それらをすべて棚上げするのです。
しかも、新設小学校がmax48教室での学校運営となれば、全国の学校統廃合の『模範』であり、本市の市内各小中学校の『模範』とされる恐れがあります。

2017年9月議会では、教育長も市長も「否定」しましたが、2人はいずれ変わるし、変わった時の権力者の判断次第です。
また国も県も財政や人事で要請してくるでしょうネ。

今回も、他市の過大規模校を根拠に、新設校の学校規模を正当化していましたから、他市では「千葉県流山市でも問題なく学校運営できている」という答弁が繰り返され、学校統廃合の旗振り役とし、全国的に視察が来るかもしれませんね。

学校リストラの先進役です。

地域住民や子ども、教職員の合意や納得がある地域はいいですが、ない地域や反対運動が起きているような地域からは、憎まれ役にもなるでしょうNe。

9月28日、日本設計と1億8792万円新設校の設計・計画の発注契約が結ばれました。
今後、
10月31日に学区審議会の議論がスタートしますが、現役PTAは15人中2人。
12月16、17日で保護者や地域への説明会です。小山小・八木北小の学区も含めた説明会です。

説明会開催も、事業進捗のための一材料しかすぎません。
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