日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
基金までも…流山市議会の崩壊に気がついてほしいなぁ
昨日、教育福祉委員会が行われました。
とりわけ、基金(特定の目的を達成するための積立)の目的を変更するという議案は、時の権力者や議員等によって、使い方が限定されていた基金が、むやみやたらに取り崩されかねず、政治の私物化を増長させかねないと考え、反対しました。

その基金は、『教育、文化及びスポーツ施設整備等基金』です。学校や文化会館、公民館、体育館などの新設、改修、用地取得のための基金です。

質疑では、
目的を限定していることで、どんな支障が出ている?…「ない」
基金設置時と今ではどんな変化が起きているの?…「整ってきているが、まだまだ」

新設校の建設と用地購入、老朽校舎対策、給食室老朽化対応、校舎の消防設備の改修、学校の敷地が民地である場合の対応、まだまだあるんだよね?…「ハード面での整備はまだまだ必要」

では、なぜ基金の目的を変えるのか?どんな風に変えるの?…『施設整備等』を、『振興』にかえます。

H29年6月議会で一議員が質問した内容通りの改正。その際、総合政策部長は「条例改正は難しい」と答弁していたのでは?…「生涯学習部長が条例改正すれば使い方が変更できるとしたから」

基金の取り崩し対象は?…「より広く」
なぜ?…「目的が理解されやすく、ふるさと納税で広く集めやすい」

細かい備品も大量発注すれば、基金の取り崩しができるの?また一般会計対応の内容にも使えるの?…「そうです」
集まるという根拠は?目標額の設置は?…「寄付なので根拠はなく、目標も設定できない」

基金の使い道を限定した内容からより広くした場合、説明が大雑把にならないの?…「丁寧にします」
基金条例まで変えたり、目的まで変えることではなくて、市の総合政策部長が議会で答弁したように、サブタイトルを付けるとか、年度毎の事業名をつければいいんじゃないの?…「市の予算内だけでは、生涯学習部は苦しい。広く寄付を集めたい」

苦しいって、市全体では12月議会に財政健全化条例を提案するんだよ。苦しいって何?…「生涯学習部では、様々な事業を展開するにあたり、市の予算以外に様々な団体や企業からの資金も含め運営できており、市の予算だけで実施はできない」

基金は生涯学習部だけのモノじゃないよ?…「そうです」
希望予算額100%なくても、あたえられた予算範囲で業務を遂行してきたのでは?…「これまでもこれからも誠実に、与えられた人員と予算内で対応する」

…それでも、条例改正に走るのは、「どうせ議会は認める」とか、「単なる言葉の変更というだけで、改正の深い意味は分からない」と思っているからだろうか。

改正内容を説明した教育総務課長ではなく、質疑の答弁者が生涯学習課課長補佐という異例にも気がつかない…

…しかない

しかも、他の委員の質問は、
野球用の閲覧席はこの基金内の別枠で設定されてあるが、それはどうなるのか?…「別枠で対応」
野球場の閲覧席が、総合計画にもないのに、事業化前提で、しかも、基金内の別枠となっていることに違和感する持てない。しかも、今回の『振興』に変更され、「対象はより広く」となることと、基金内に別枠設定が許されている事に何の違和感も持てないのだろうか?

…もない
(チラシを作ってみました。
他のチラシの裏面にでも印刷し、駅頭でお配りします。
)
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