日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
流山市 新設小学校の行方5…及び市政施行100年を見通して
おおたかの森駅周辺の区画整理を施行しているUR都市機構が持っている保有地、及び区画整理事業費に充てられる保留地がどこにあるのかを示した地図です。

新設小学校の行方を考えるうえで、「学校敷地2ヘクタール、校舎3階建て」という前提そのものが問われなければなりません。2?取れない場合では学校は建設できないでしょうか?

そんなことはありません。

まちづくり(子どもの通学距離、学校を中心とした地域コミュニティ形成、防災拠点…地域の自治力)という視点から、また学校の適正配置・適正規模の観点からなぜ区画整理区域内で確保しようとしないのでしょうか?

またUR都市機構だけではなく、市内では、市街地であっても地主さんから学校用地をお借りしているケースはたくさんあるのに、なぜ、おおたかの森駅周辺では初めから想定外のでしょうか?

人口増が優先されているから?
区画整理の赤字補てんが優先され、学校用地は二の次だから?
小山小学校の移転同様に学校では経済効率が悪いから?


おおたかの森駅前の市有地は、32億円の市税を投入し確保しましたが、4割を分譲マンションで売却し、その代わりに民間主導で市民ホールと行政窓口、そしてホテル建設を昨年12月議会で決定しましたので、市の都合で何かできる用地がなくなりました。

つまり、市政施行100年を見通し、このまちが様々な変化や住民ニーズの変化があっても、市の方針でハード的な取り組みが何もできないということを意味します。

一方で、ニュータウンでありがちな児童の急増、学校不足が直面したとしても、将来急激な児童数減少で、学校として機能できなくなった場合、そこに市有地は残り、将来のまちづくりに市が主導的な役割を果たせるのです。

行政内も、議会内も…住民内も熟議が必要では?
(おおたかの森駅周辺におけるUR保有地および保留地)
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