日本共産党流山市議団
植田議員の活動

「白みりんミュージアム 工事請負契約」議案への反対討論

賛成少数となり、「不採択」となり残念です。
私の討論は、以下の通りです。

 議案第34号「工事請負契約の締結について(白みりんミュージアム建設工事)」について、日本共産党を代表し、反対の立場で討論致します。

 市民経済委員会の協議会では、担当課から熱のこもったご説明がありました。
仕事に対する熱量と責任感は評価しますが、今、この時期に、ここに税金をつぎ込むことを、本当に市民は望んでいるのか?ここに税金をつぎ込めば、本当に市民は救われるのか? と言えば、決して、そうではありません。

 毎日のように食料品の値上げのニュースが流れ、家族の健康を考えながらも、少しでも安い食材でかさ増しして食費を切り詰めている、毎日のように熱中症のニュースが流れても、電気代の値上げからエアコンをつけるのも躊躇する、こういう市民生活の実態からみても、今、やることかと、まったく空気が読めていない行政判断だと指摘します。
今、市民が求めている優先順位をあげれば、物価や電気代などの高騰対策と、市内の、どの地域に住んでいても、病院や買い物など、市内隅々まで気軽に移動できるバス交通などの足の確保策、救急医療や小児病床の拡充など市民の声があふれています。
 市民ニーズに、もっと合った税金の使い方をするべきです。

 また、白みりんミュージアムは木造平屋で坪単価は、227万9000円。
流山市の消防本部の新庁舎は鉄筋コンクリートの4階建てで坪単価は、223万9000円。
 鉄筋コンクリート4階建ての市の防災拠点よりも、木造平屋の白みりんミュージアムの方が高額というのは、いったい、どれだけ、豪華に作ろうとしているのか。
さらに、年間維持費は、まだわからない、というのは、今後も湯水のように税金を投入される可能性が大いにあり、非常に危惧するものです。

 市民の命や暮らしを最優先に考えた税金の使い方をするべきだと強く指摘して、反対討論とします。

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